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こんな僕が消えたところで
ねこぼーろさんの自傷無色より。





一次創作(完全オリジナル)小説です。
どこかの夫婦の一日とかでしょうか…(
上記の曲を聴きながら書いたので強く影響を受けております。
安定のシリアス全開なのでご注意を。
解釈は人それぞれだと思います。
中途半端な終わり方ですがこれが一番良いかと
( 決してめんどくなったからでは…!(( )

いろいろ考えながら書いていたので書きたいことおさまらなかったり文章がちぐはぐ
してます…(





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ねぇ、もしも話でもしようか。



もしもさ、宇宙へ行くとするだろ。そして月へ行き、振り返って地球を見て言うんだ。

「地球は赤かった。」と。


地球は青い、そう言われている。現に多くの宇宙飛行士が実際に宇宙へ行き、
その眼に映している。写真だってある。


でもさ、もし、もしもだよそれが嘘、だったとしたらどうする?

地球が青い、ってほんとに言える?

だって僕らは一度も宇宙へ行ったことなんてないじゃないか。

なら、本当に言い切ることなんて出来ない筈だ。




ごめん、急にこんな話するもんじゃないね。



話の本題に入るとでもしようか。



もしも、僕がいなかったら。そんな世界ならどうだろう。


思うんだ、それでも世界は何事もないように、何も不自由なく動いてるんだろうなって。

悲しいよ、でもそれは紛れもない事実なんだ。

世界にとって、僕は何十億という人の一人でしかないんだ。



それでも、もし、こんな僕にさ、存在意義を見出してくれたなら。それだけで僕は
この世界に居れる気がするんだ。

消えてしまっても、その人だけは僕のことを思って泣いてくれる。それだけでいいんだ。


でも、反対にこうも思うんだ。もしも、そんな人がいなければ、僕はもっと楽に消える
ことができたのだろうなって。

そう、君はいつもこんな僕を想って、泣いて、笑ってくれて、引き留めてくれるんだ。

酷いよね、こんなにも消えたいのに、この世界の何十億もの人がいる中で、
君の、たった一人の存在に生かされているんだよ。僕は。

ありがとう、と言えばいいのか、わからないよ。でも、どこかでそんな君の存在に
安堵する僕もいるのも事実なんだ。これは本当だ。信じてほしい。




君が君でよかった。そこに座っている人間が君でよかった。今、僕の手を握っている
のが君でよかった。

こら、きれいな顔が台無しだよ。


今、涙を流しているのが君でよかった。


そんな顔しないでくれ、僕は笑いたいんだ。最後ぐらい笑ったっていいだろう。

ほら、まただ、そうやって君は僕を笑わせない。さぁ、お願いだ笑って看取ってくれよ。

こんな世界の、こんな僕だけど、君に出会えて良かったと、心から思ってるんだからさ。



ふと、君が握りしめている手に力を入れる。すごい力だ。

僕も負けじと力を込めた。

つもりだったがもう自分が思うほど体は動かないらしい。

君の顔が歪む。


お願いだから最後ぐらい綺麗な顔を見せてくれ。



fin.
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[2013/07/25 23:52 ] | 未分類 | コメント(0) | トラックバック(0)
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